入浴の効果

温熱効果


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日本人は“あつ湯”好き

日本人は欧米人と比較すると、日本人の方がずっとあつ湯好きです。
欧米では36度〜37度の温度が主流なのに対し、日本ではぬるめの湯といえば39度〜41度、あつ湯となると43度以上といいますから相当なもの。
このあつめの湯のいいところは、意識がパッとしっかりすることでしょう。
あつい湯は皮膚を刺激して代謝を活発にします。
とうぜん血液の流れは早くなり、心臓や呼吸の機能を高めて、汗をたくさん出してくれます。

20分間で200キロカロリーを消費

実験によれば、あつい湯に20分間入っていると、テニスを30分、なわとびを25分やったのと同じ約200キロカロリーのエネルギーが消費されます。
このような高温浴は、疲労の回復や運動不足の改善に大きな役割をはたしますが、あくまでも健康に自信がある方に限られます。
心臓の弱い方、血圧の高い方、また疲れやすい人には向きません。

精神の安静に“ぬる湯”

あつ湯が強い作用を与えるとしたら、いっぽう、ぬる湯の方はやわらかく、おだやかな効果をもたらします。
寝つきが悪い、神経が高ぶる、あるいは神経的な疲れのため手足がふるえる・・・・こうした状態はストレスによるところが大きいようです。
こんな時には39度から40度のぬるいなぁと感じるくらいのお湯に、20分〜30分間ゆったりとひたることです。
こうすると副交感神経の方が優位なかたちになって、神経的にたいへん落ち着いた状態が生まれます。

血圧低下、鎮静、筋肉弛緩

また、ぬるめの湯は心臓に負担をかけることなくじっくりと血液の循環を改善しますから、血圧の高い人も、おだやかに正常値に近いものとなりいい結果が生じます。
その上、神経の鎮静作用だけでなく、筋肉をゆるめてくれる働きもありますから、筋肉的な疲労の回復に向いています。
日本人はあつ湯好きの短時間浴、つまり“カラスの行水”型が多いのですが、ひとつ心のゆとりをもって、のんびり入浴されてはいかがでしょうか。


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