別府温泉 天然湯の花とは
江戸時代からの製法を守る
別府温泉の湯の花は霜柱状の結晶を作ります
これが別府温泉の湯の花です。
まるで花のように輝く別府温泉の天然湯の花。
地球の恵み、天然ミネラルをたっぷりと含み、しかも温泉効果バツグンです。

湯の花は手作りでしか作ることができません
この湯の花は、世界で唯一別府温泉でしか作ることができません。
職人の熟練した技術と江戸時代からの伝統が息づいています。
温泉が温泉である所以の各種ミネラルを豊富に含み、きれいに輝く純粋な温泉の結晶、それが別府の湯の花なのです。
この湯の花は昭和43年、別府市の天然記念物に指定されています。

温泉由来のミネラルが豊富な別府温泉の湯の花
別府に産する青粘土と温泉の噴気ガスが作用して結晶化される別府温泉の湯の花。
湯の花小屋は、それを効率よく栽培するための化学工場なのです。
その分析結果には温泉由来のミネラルがたくさん含まれていることが伺えます。

| 陽イオンとして | 陰イオンとして |
| アルミニウムイオン(Al3+) 80.10% 第一鉄イオン(Fe2+) 7.30% 第二鉄イオン(Fe3+) 8.65% マグネシウムイオン(Mg2+) 2.34% カルシウムイオン(Ca2+) 0.85% ナトリウムイオン(Na+) 0.71% カリウムイオン(K+) 0.41% |
硫酸イオン(SO42-) 70.64% 酸素イオン(O2-) 28.72% 塩素イオン(Cl-) 0.64% |
| ※微量成分 3.72% |
江戸時代から続く「湯の花小屋」
ワラぶきの湯の花小屋は“湯の花のゆりかご”とも呼ばれ、江戸時代から数百年経た今でも、その構造は全く変わっていません。
湯の花の栽培に必要な小屋内の温度・湿度を常に一定に保つという天然のメカニズムは、現代の科学をもってしても真似することができないのです。

噴気が生み出す“湯の花”
別府の明礬温泉は八湯の中でも最も地熱活動の強い地域です。
この地には温泉になる前の温泉ガス(主に硫気ガス)があちこちで噴出しています。
この噴気と明礬特有の青粘土(モンモリロナイトの一種)が作用する時、温泉成分の結晶“湯の花”が生まれるのです。

湯の花小屋での湯の花製造技術が、国の重要無形民俗文化財に
湯の花小屋での湯の花製造技術は、昭和42年、別府市の無形文化財に指定され、さらに平成18年3月には、国の重要無形民俗文化財に指定されました。
| 【 重要無形民俗文化財の指定 】 9 別府明礬温泉(べっぷみょうばんおんせん)の湯(ゆ)の花製造技術(はなせいぞうぎじゅつ) (1) 文化財の所在地 大分県別府市 (2) 保護団体 明礬温泉湯の花製造技術保存会 (3) 文化財の概要 1. 文化財の特色 この技術は、湯の花小屋という製造施設をつくり、内部で温泉の蒸気である噴気(ふんき)と青粘土(あおねんど)を利用して湯の花の結晶を作り出すという特色ある民俗技術である。 2. 文化財の説明 この技術は、大分県別府市の明礬温泉で江戸時代より行われている湯の花を製造する技術で、製品である湯の花は、薬として飲用・塗布(とふ)されたり、入浴剤として利用されてきた。 作業は、湯の花小屋づくりと小屋の内部で湯の花を結晶化させる作業に大きく分けられる。湯の花小屋は、噴気を通した小屋(こや)床(どこ)のうえに藁や茅で屋根を葺いたもので、内部は噴気が一定の強さでまんべんなく噴き出し、温湿度を一定に保ちやすい構造になっている。その小屋床に青粘土を敷き固め、噴気の強さを調節して内部の温湿度を一定に保つことで、湯の花の結晶を作り出す。 このように本件は、温泉の沈殿物などを採取するのではなく、湯の花小屋という特殊な製造施設をつくり、内部で噴気と青粘土を巧みに利用して湯の花の結晶を作り出すという全国でも類を見ない貴重な民俗技術である。 |
| 文化庁ホームページ 1 解説 文化審議会答申 (無形民俗文化財関係)より |
湯の花のできるまで - 湯の花 誕生のメカニズム -
別府温泉の湯の花がどのようにして作られているか、湯の花小屋に秘められた機能の秘密などを簡単にまとめたビデオです。
およそ17分ほどの内容ですので、お気軽にご覧下さい。
ファイルサイズが大きいため、再生に時間がかかる場合があります。






















